2012年10月11日木曜日

たかが棚 されど棚


紙が好きです。紙の臭い、質感、何に使うのか分からない小さな紙切れまで取っておくタイプ。結婚するときに沢山処分しましたがそれでもまだ手元に残っている書籍類。一方、夫はレコードが好きです。DJをするわけでもなく、家で聴くだけの趣味ですが LP/7inch、 私のレコードと合わせてざっと2000枚。CD1000枚(実家に持て帰ったCD1000枚)。決して多くはありませんが少ないとも言い難い枚数です。今まではレコード屋さんから頂いた棚を使っていましたが棚に入りきらないレコードが沢山出てきたのでいよいよ一つにまとめたい。そんなわけで、いつかリビングに床から天井までの備え付けの壁面収納が欲しいと思っていました。押し入れやキャビネット、小さな本棚にばらばらに押し込まれている書籍を全部そこに集結させてあげたい。そして空いた時間にふと手に取って見たい。子供達にも気になる本があれば勝手に手に取って見てもらって多いに結構。レコードと書籍が全部収められる大きな棚。


ラフスケッチ図

「こんな備え付けの棚、作ってもらったらいくらぐらいするもんですかね?」何の気なしにカマクラさんに聞いたらとんでもない金額を言われてビックリ!備え付けは無理だねってことで他の棚を探してみたもののこれがなかなか見つからない。ただの本棚ならいろんなデザインの物が沢山あるのですが、ここにレコードを収めるとなると重量に耐えられる強度が必要になります。知っている人には言うまでもありませんがレコードって枚数が増えると凄く重い。普通の木の棚に収納したら時間が経つと曲がってしまいます。ボックスタイプではない棚でレコードの重量にも耐えられる壁面収納棚。するともう、ネット検索ではこれしか出てこなくなりました。








はい、まさしく大容量の壁面収納。思い描いていたものとは少し違いますが悪くはない。本や雑貨も置ける。別売りで多目的な専用の収納引き出しまで付いている。これと同じ物を作ってもらったらこの金額よりも高くなりますとカマクラさんに言われたので値段的にも納得。ただ、ただ・・・・どうしても色が気に入らない!!!どうしてこの色しかないのでしょう。もう少し飴色の木目が綺麗な・・・って、無垢じゃないシナ合板にそんなこと言っても無理な話。と、思っていましたが調べたところによると塗装も無理ではないそう。塗料の選び方によっては木目が引き立ち、少し飴色になる浸透生のツヤなし塗装も可能だそうです。しかし、写真で見る分の色味と本当に自分たちが望んでいる色味が同じなのか?こればっかりはやってみなければ分かりません。ハイリスク・ハイリターン!しかも、欲を言えばこの棚にターンテーブルとパソコンを置きたい。でも、このデザインじゃ無理!(本末転倒!)


その後いろいろ検討した結果、TRUCKAG SHELF L-SIZE(http://truck-furniture.co.jp/shop/products_cab0002.html)を2つ置いたらどうだろうと言う話になりました。でも、どうなんだろう?このサイズでレコードと本とターンテーブルとパソコンが収まるのか・・・?何だか収まらない気がしてきました。挙げ句の果てにはリビングにレコードを置くのをやめようと言い出す夫。でも、そうなるとレコードは2階に収納され、ますます聴く機会がなくなりそうです。すると、夫が上のレコードラックを塗装したものを一つ、AG SHELFを一つ、 並べて置けばいいのではないかという案を出してきました。なるほど、それならレコードも本もターンテーブルもパソコンも置ける!少し光が見えてきた!?!



引越はまだまだ先なのに9月中にはレコードをダンボールに入れ終わっていた夫。




先週の金曜日、カマクラさんとようやく一回目の打ち合わせ終了。多忙なため一日寝込んでいた(一日しか寝込めない多忙さ)カマクラさん。病み上がりにもかかわらず2時間半、私達素人の要望を根気よく聞いてくれました。「取りあえず、これで見積もりだしてみましょう」とのこと。見積もり金額によっては棚もレンガと板の簡素な物になる可能性も多いにあり得るのですが。どうなることやら。

0 件のコメント:

コメントを投稿